TIPAの見学イニシアチブ
TIPAの20年間に渡る活動において、TIPAメンバーが見学した世界のメーカーや研究所の数は10ヶ所を超えました。また、各種の行事や国際イベントの場で大小の企業代表者たちと出会い、映像の世界の進展やその他の関連事項に関して意見交換を行ってまいりました。TIPAの年次総会は、加盟誌が企業やメーカーを見学するチャンスや、フォトグラファーたちとの会合の可能な場所を開催地に選ぶように努めています。>
技術的課題により重点的に取り組むため、当協会ではまったく独自のイニシアチブによる見学の企画を決定し、現在までに2回のツアーが実現しました。いずれの場合も、TIPAメンバーたちは経験に基づいた情報を入手し、企業重役たちと開かれた話し合いの場を持ち、あらゆる質問やコメントに対する回答が得られたこともしばしばありました。企業重役たちも、TIPAメンバーたちに提案や率直な意見を尋ねることで、彼らの製品をよりポジティブに印象付けられる絶好のチャンスとして、私たちの訪問を歓迎してくれました。TIPAはこのアプローチを、経験に基づいた情報を入手でき、業界との関係と理解を深める申し分のない手段として、メンバーに提供できるプレミアムサービスと評価しています。
2003年、日本。TIPA見学イニシアチブ第1回目の参加者は10名でした。10日間の滞在中に、仙台のニコンのD-SLRカメラ工場と会津のシグマのレンズ工場、長野のエプソン本社、東京のキャノン本社を見学しました。メンバーたちは最新の製造技術を自分の目で確かめ、各企業の重役やエンジニアたちと、技術的課題や将来の進展に関するディスカッションを楽しみました。
第2回目のTIPA見学イニシアチブでは、再び日本と中国を訪問しました。深センでは、世界最大の電子機器製造サービス(EMS)のFlextronicsの工場を訪問、有名なSanDiskメモリーカードの組み立てと試験工程を見学しました。日本では、長野のエプソンで「フレキシブルエレクトロニクス」に関する情報を得た後、松本でインクと3LCDデジタルプロジェクターに関するディスカッションの機会を持ちました。最後に訪れた大阪では、カメラ市場へ独自ブランドで参入してまだ数年のパナソニックを訪問しました。